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第3章 バーコード徹底活用事例集

1:【実践サンプル1】同時に24枚印刷可能な値札バーコードの作成
2:【実践サンプル2】切取可能なクーポン形式のバーコードの作成
3:【実践サンプル3】英字や記号が混ざったデータのバーコードの作成
4:【実践サンプル4】少ないスペースでコンパクトに印刷できるバーコードの作成
5:【実践サンプル5】郵便料金を節約できるカスタマバーコードの作成

4:【実践サンプル4】少ないスペースでコンパクトに印刷できるバーコードの作成


「NW-7」規格のバーコードは、「CODE39」や「CODE128」の規格と比べてコンパクトに表示できるため、印刷面積が少ないスペースでも効率的に配置することができます。ここでは、ここでは、社員の名札の下に配置した社員コードのバーコードを「NW-7」規格で利用できるようにする方法を解説します。なお、ここではセキュリティ面に配慮して、社員コードは非表示にします。

◎ここで作成する印刷物


◆作成までの流れ
レポートのデザインビューから、次のような名札のレポートを作成します。このレポートでは、「社員コード」の値をコントロールソースにした「社員コード」バーコードコントロールを配置し、下のようなプロパティを設定しています。ここではバーコードの基のフィールドの値を非表示にするために、[データの表示(H)]をOFFにしているのがポイントです。社員コードのように、企業内での個人データを第三者に見せたくない場合は、この方法で値を隠しておくのが良いでしょう。

また、このサンプルでは、それぞれの社員の写真を表示するために、「写真」連結オブジェクトフレームを配置して、基の「社員マスタ」テーブルの「写真」フィールド(データ型:OLEオブジェクト型)の値をレコードごとに表示できるようにしています。


◎バーコードコントロールのプロパティ
項目
[スタイル(S)] 5-NW-7
[データの表示(H)] OFFにする
[サブスタイル(U)] 空白
[データの確認(V)] 1-スタート/ストップ文字を付加
[線の太さ(W)] 3-標準
[バーコードの向き(R)] 0-0度

◆「NW-7」規格のバーコードを使うときの注意点
このサンプルの名札のように、バーコードの印刷面積が大きく取れない場合は、数字データをコンパクトに表示できる「NW-7」規格のバーコードを使うと良いでしょう。「NW-7」規格では、数字だけ(桁数は自由)しか扱えませんが、このサンプルで使う社員コードのように、値が数字しかなく桁数も少ない場合には適しています。

「NW-7」規格のバーコードは、バーコードコントロールのプロパティの[スタイル(S)]に「5-NW-7」を指定することで表示できます。なお、「NW-7」規格ではバーコードの基になる値の前後に「ABCD/ABCD」や「abcd/abcd」などの「スタート/ストップ文字」を付加する必要があります。サンプルでは、この仕様に対応するために、[データの確認(V)]に「1-スタート/ストップ文字を付加」を指定しています。なお、この設定を行うと、バーコードの下に表示されるデータの前後に「a」が自動的に付加されます。

※「USB BARScan」の初期設定では、NW-7の読み込み可能な桁数は4桁以上で、「スタート/ストップ文字」には「ABCD/ABCD」が設定されています。
製品の情報 バーコードハンドブック