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第2章 バーコードをワークシートに入力してみよう!

1:バーコードリーダーで読み取ったバーコードの値をセルに入力する

1:バーコードリーダーで読み取ったバーコードの値をセルに入力する


ここでは、Excelを起動して「棚卸表.xls」というワークシートが表示された状態から操作を行います。これから、商品台帳に印刷されたバーコードの値(商品コード)をバーコードリーダーで読み取り、この値を棚卸表の「商品コード」欄の各セルに自動入力してみましょう。


【手順1:入力対象のセルへのカーソル移動】
バーコードの値を入力するセル(商品コード欄の先頭)にカーソルを移動します。


【手順2:バーコードの読み取り】
バーコードリーダーを使って、商品台帳のバーコードを読み取ります。


読み取りスイッチを押すと、本体のランプが点灯して読み取り可能な状態となります。この後、正しく読み取られたときは「ピッ」という音が鳴って、本体のランプが消灯します。なお、読み取りスイッチを押してから何もせずに15秒以上経過すると、自動的に本体のランプが消灯するので再度読み取りスイッチを押してください。

【結果:読み取った値の確認】
読み取ったバーコードの値(商品コード)がセルB3に入力されました。読み取った後は、カーソルが自動的に下のセルに移動します。


続けて、別のバーコードを読み取りたいときは、ここで行った操作を繰り返してください。

◆素朴な質問コーナー
◇Q そもそもなぜバーコードリーダーを使うとセルに値が入力されるのですか?
◇A パソコン側から見れば、バーコードリーダーはマウスやキーボードと同じ「入力するための装置」として見なされます。したがってキーボードを叩いたときと同じように、バーコードを読み取ることで値がパソコンに取り込まれる仕組みになっているのです。ただ、マウスやキーボードと異なるのは「バーコードの内容を解析して、これを数値や文字列に変換して入力できる」という点です。これにより、バーコードに記録された値を瞬時にセルに入力できるのです。

◇Q セルに入力した後、カーソルをすぐ右横のセルに移動したいのですが?
◇A 「USBBARScan」の初期設定では、読み取ったバーコードの値に改行コード(CR/LF)が付加されてパソコンに送り出されます。したがってバーコードを読み取った後は、キーボードから値を入力して[Enter]キーを押したときと同じように、すぐ下のセルにカーソルが移動するように設定されています。
バーコードを読み取った後にすぐ右側のセルにカーソルを移動させたい場合は、「USB BARScan FAQ Q03-06」(http://www.technical.jp/usbbarscan/faq.html#q03-06)の方法で、改行コード(CR/LF)をTABに変更します。

◇Q バーコードの商品コードを入力すると、商品名も自動入力することはできませんか?
◇A VLOOKUP関数を使うと、入力したセルの値をもとに、他のワークシートやブックのデータを参照することができます。たとえば、このサンプルで使用した「棚卸表.xls」から商品コード(B列)を入力すると、同じブックの「Sheet2」にある商品台帳の商品名を取り出して、これを商品名(C列)に表示させるには、次のように操作します。

【手順1】「Sheet1」をクリックし、棚卸表を表示します。
【手順2】セルC3をクリックし、「=VLOOKUP(B3,」と入力します。
【手順3】「Sheet2」をクリックし、商品台帳のデータを表示します。
【手順4】セルA2からセルB17までのセル範囲(商品コードと商品名が入力されているセル範囲)をドラッグして選択します。
【手順5】数式バーをクリックし、すでに自動入力されている「=VLOOKUP(B3,Sheet2!A2:B17」の後に、「,2,FALSE)」と入力します。
※この操作を行うと、自動的に「Sheet1」に戻り、セルC3には「=VLOOKUP(B3,Sheet2!A2:B17,2,FALSE)」という数式が入力されます。
【手順6】セルC3に入力された数式を、他のセル範囲(C4〜C20)にコピーします。



◇VLOOKUP関数を使うときのポイント!
VLOOKUP関数は、[検索値]をもとに[検索範囲]の左端列と一致する値を検索し、一致する値が見つかった場合は、同じ行にある目的のセル(左端から[列番号]目となるセル)の値を取得し、「=VLOOKUP(検索値,検索範囲,検索する列番号,検索の型)」の書式で記述します。このとき、[検索の型]にFALSEを指定すると検索値に一致する値だけを検索し、TRUEを指定すると検索値がない場合は1件前の値が取得されます。このため、TRUEで検索する場合は検索値で並べ替えておく必要があります。

なお、ここではVLOOKUP関数の使い方をわかりやすく説明するために、上記のような数式で記述しましたが、この式では[検索値]が未入力の場合は検索結果のセルに「#N/A」とエラー表示されてしまいます。このエラー表示を回避するには、IF関数とISBLANK関数を組み合わせて[検索値]が未入力のときは空白("")を表示するようにします。サンプルでは、セルC3に「=IF(ISBLANK(B3),"",VLOOKUP(B3,Sheet2!A2:B17,2,FALSE))」と記述することで、商品コード欄(B列)が空白の場合は商品名欄(C列)も空白のままとすることができます。
製品の情報 バーコードハンドブック