








第4章 バーコードの体系
1:主要なバーコードの種類と特徴|2:JAN(EAN)-8/13(2001年1月改正) |3:PLUとNON-PLU|4: ソースマーキングとインストアマーキング|5:CODE39 |6:lndustial 2 of 5|7:ITF(lnterleaved 2 of 5)|
8:NW-7(CODABAR)|9:UPC-A/E|10:CODE93|11:CODE128|12:バーコードを選ぶポイント|13:チェックデジット算出方法
5:CODE39
1975年にインターメックス社によって開発され、MIL規格(米国国防省)として採用されたコードです。 表示できるキャラクタは、数字とアルファベット(A〜Z)の他、記号(一,+,/,%,$,.,スペース)も扱います。データはスタートコードとストップコード(*)に挟みます。チェックデジットの不加は任意に選択できます(P30「4-10 チェックエジット算出方法」参照)。 データの長さに対する制限はなく、桁数はリーダーの読み取り範囲に合せて変更できます。 コードの幅は、同じ桁数を表わそうとした場合、NW-7やITFと比べて広く必要ですが、コードの誤読率は他のコードより低くなります。 そのため、自動車業界等、工業用(FA用)として現在最も広く使用されています。 コントロールシンボルを付加することによって、フルアスキーをコード化することが可能です。フルアスキーのシンボルをデコードするには、フルアスキーサポートのスキャナが必要です。
